こんにちは。
このブログでも、我が家のマレーシア移住計画についてお話ししていますが、今回は現金の管理について。
海外旅行や長期滞在、移住をする際に気になるのが日本円をどう管理するか。
期間が長ければ長いほど、まとまったお金を用意する方も多いと思いますが、多額の現金を持ち歩きその都度換金するのはあまりにもリスキーですし、両替所のレートはあまり良いとは言えません。また長期的に為替の変動も受けやすいので、できれば日本にいる時と同じように、ATMで使う分だけ現地通貨に両替して引き出せるのが理想ではないでしょうか。
私は過去に2度、長期留学を経験しているのですがその際の現金管理の方法と比較しながら、これからマレーシアに長期ステイされる方にオススメの方法をご紹介したいと思います。
使用したことのある国際キャッシュカード
まず初めに2014年にニューヨークに留学した際のことです。
その時はキャッシュパスポートというプリペイド式のカードを発行し、まとまった現金をチャージする形でデビットカード、ATMからの現金引き出しをメインで行なっていました。
アメリカですので当時からキャッシュレスは進んでおり、クレジットカードが使えるのは当たり前。友達とご飯に行った際の割り勘もそれぞれカードで支払いが一般的でした。
なので、ほとんどの支払いは当時持っていた楽天カードで行なっていましたが、家賃の振込や諸々の支払いで現金ももちろん必要になってくるので、その時は前述のキャッシュパスポートで街中の銀行のATMから現金を下ろすというような形で生活していました。
しかしこれは大失敗!!
よく調べずに申し込んだため、私が悪いのですが「VISA」や「Master」など世界中でメジャーなクレジットではなく、当時アメリカでは殆ど提携していなかった「Union Pay」のクレジット機能を選んでしまっていたのです。
本来であれば、楽天カードを使わずに、このキャッシュパスポート内に入金したものでクレジットとしても、デビット(現金引き落とし)としても使用できて管理もわかりやすかったのですが、このことに気付いたのが行きの飛行機の機内だったため手遅れでした(笑)
プリペイド式なので、余裕を持って入金はしていましたが、帰国が近づく頃には残高がギリギリで焦りました。メインの日本の口座からの再入金もややこしく、キャッシュパスポートに支払う手数料も高く、更に為替のレートも悪かったと記憶しています。 使わなかった分の払い戻しの際にも手数料が多くかかりました。
ニューヨーク留学から一時帰国し、次はインドネシアのバリ島に留学したのですが、この時は前回の反省を生かし、メインで使っていた三菱UFJ銀行のvisaデビットカードを作って行きました。
バリ島では、ローカルなお店では現金のみのところも多く、現金を常に持ち歩く必要があります。街中にも両替所はたくさんありますが、レートはバラバラ。三菱UFJのvisaデビットカードは、銀行以外にも街中にあるATMで問題なく使用でき、少額から引き出すことができました。
こちらは自分が日本で使用していた口座から直接引き落としとなるので、わざわざ送金したり、どこかに入金する必要がありません。visaデビット経由のキャッシングですと、visaが定めている為替レートとなり、両替所と比べると通年レートがいいように思います。あとは現地でのATM利用料がかかる場合があるのみです。
圧倒的に利用しやすかったですし、トラブルもありませんでした。
マレーシアではどうする?
今回は帰国予定の決まった留学ではなく、移住となります。現地で就職するので会社がマレーシアの銀行口座開設はサポートしてくれます。しかし、お給料を受け取るまでの期間の生活費や、大きい買い物をする際は日本円からリンギットに両替して使用することもあると思っています。
どんな方法で現金を引き出すか選ぶ上で、個人的に重要視していることがあります。
- ネットバンキングとして利用しやすいかどうか
- 日本で何か振り込みなどが生じた際に、現地でも対応できるかどうか
- リスクの分散
- 手数料などのコストを抑える
- 至る所で気軽に利用できるか
マレーシアではキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカードが使用できるお店が多いそうです。また、こちらでいうSuica等の交通系チャージ式カード「touch’n Go」の利用が普及していて、少額の支払いなどはこのカードで行うことが主流のようです。
クアラルンプール国際空港にもtouch’n Goの発券機があり、街中にはチャージできる機械があちこちに設置されています。
私は、可能な限りtouch’n Goとクレジットカードを利用し、なるべくキャッシュレスで生活することになると思います。
というのも、JALカード(クレジット)などでショッピングマイルを貯めることで、帰国時のチケットがマイルで取れるようになるからです。マレーシア⇄東京の特典航空券は時期によってはとても少ないマイルで交換できるので、一時帰国の飛行機代を浮かせられるのはかなりの高ポイント。実家への帰省もしやすくなります。
クレジットカードを利用できない現金支払いが必要なものに関しては、前回の留学時同様、メインバンクと直結している三菱UFJカードを主に使い、カードの紛失時など緊急時用のサブとして楽天銀行でのvisaデビットカードに加入しようと考えています。
ある程度、日本円を分散していろんなリスクに備えておこうという考えです。
楽天銀行の決め手としてはネットバンキングの使い勝手の良さと、引き出し手数料が無料という点です。※ただし、海外ATM設置銀行独自の手数料が必要な場合があります。
そして、他行宛の振込手数料が月3回まで無料なので、日本で何か振込が必要になった際にネットバンクの操作より無料で振り込みを完了させることができます。
このサービスとってもありがたい!!
というわけで、マレーシア生活中は【現地口座+クレジットカード+三菱UFJ Visaデビット+楽天銀行 Visaデビット】を上手く活用していこうと思います。
マレーシアでは現状JCBカードの加盟店が少ないようなので、渡航される方はVisaかMasterが断然いいと思います。
楽天visaデビットカードを作るならゴールドカードがオススメ
楽天visaデビットカードは年会費が無料〜ゴールドカードの5500円まで3種類あります。
私としては、もし海外によく方ならゴールドカードがオススメです。こちらのカードで航空券を購入すると、海外(国内でも可)旅行時の旅行傷害保険が付帯しています。留学などの長期滞在の場合は出発から約3ヶ月間は病気や怪我になっても保険である程度カバーできるので安心。
留学者向けの保険を調べたことのある方はわかるのですが、料金は結構高いです!それを年会費5500円でカバーできるのはすごいと思います。また、その他サービスもいろいろあり、海外WIFIレンタルの割引等もあります。
一番良いなと思ったは、このカードを利用してショッピングしたものが購入してから60日以内に盗難や故障をした場合補償してくれるショッピング保険がついているのです!!
自分の不注意で壊した場合でもOK!!
子供が生まれてから、娘が急に暴れて私が持っていた携帯に当たり落としてしまい、画面がバキバキに割れてしまったり、育児の片手間で注意不足から色んなものを壊してしまっていたので・・・こんな保険があるなら早く切り替えておくべきだった!!
楽天銀行・楽天銀行デビットカードの詳細はこちら↓↓
まとめ
日本から海外の口座に送金してもらうには2500円前後の手数料がかかる場合が多く、送金を使った現金引き出しはオススメではありません。(リンギットに対応していない場合もある)
個人的にはメインバンクからの海外ATMで現金引き出しが可能なデビットカードを持つ手段が、やはりいいと思います。
皆さんの行なっている、海外での日本円管理方法もぜひお伺いしてみたいです。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
海外移住するなら現地通貨で引き出せる楽天銀行!無料口座&デビットカード開設
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