【家族3人+猫2匹でマレーシア移住】計画から実行までビザや各手続きに必要な期間【移住にかかる費用】

マレーシア移住計画
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こんにちは。

今年の夏頃から、家族で話し合っていた『脱東京生活

子供が生まれてから、今の生活環境や働き方、生活を維持するために必要なお金を見直す中で、少しずつ夢が膨らんでいった移住計画。

我が家では、生活費も抑えられ子育て環境も◎、私の実家にも帰省しやすく、東京にも出てきやすい九州への移住が現実的に考えて実行に移しやすく、計画を立てていました。と言っても、「ここで暮らしたら楽しそうだよね〜」と住宅情報サイトなどをみてキャッキャ話している感じ。本気のような本気じゃないような・・・夢や憧れレベルの話です。

しかし、ここにきて普段は「石橋を叩きすぎて割れて渡れない」タイプの旦那さんが意を決して「本当にいこう!移住しよう!」と言い出したのです!

猪突猛進タイプな私は「え!じゃあ行こう!なんとでもなるっしょ!」と持ち前の謎の自信から即行動。不動産屋に連絡、引っ越し費用の見積もり、引っ越し先での働き口を探したり・・・・

そうしているうちに、ふと目に飛び込んだ【マレーシアでの求人情報】

九州のはずがマレーシア!?(笑)

私はバリ島とNYに留学経験があり、海外での生活や外資系企業への就職の憧れを持ち続けていました。育休を終えて働くなら、もう一度やりがいのある仕事、挑戦できる環境がある職に就きたい!そんな思いもあり、「マレーシア移住っていうのはどう?」と提案してみたのです。

実際にクアラルーンプール周辺の賃貸についても調べてみると、ジムやプールがついたコンドミニアムが6万円台で借りられる!?東京だと30万以上はしそうな高級マンションクラスです。

「私なんかが受からないだろうし、ダメ元で履歴書出してみるか!受かったら海外に移住する運命ってことで、新たな人生をスタートさせよう!」そう話し合って、求人情報に応募してみたのです。

もちろん九州の案も保留にしつつ、ほぼ同時進行で進めていたのですが、運よくトントンと話が進み「採用」とのご連絡を頂き、マレーシア移住がまさかの現実となることに。(子連れ+猫連れでの移住生活が本当に可能か、最悪の事態も想定しながら何度も何度も話し合った結果です。)

子連れやペット連れでの移住の情報はそう多くないと思いますので、私が実際に進める手続きを交えてこれから皆さんに情報をリアルタイムでシェアしていけたらと思います(2019~2020年の最新情報)

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家族でマレーシア移住!考えられるメリット・デメリット

TV「幸せボンビーガール」でマレーシアでのキラキラ移住生活が放送されてから、マレーシア移住に興味がある人が増えていると思います。しかし、実際の海外の生活は良い面ばかりでは決してないと思います。1歳の赤ちゃん+猫2匹の我が家の例を元に考えられるメリット・デメリットをあげていきたいと思います。

メリット
  • 日本と比べると安い賃料でハイクラスのマンション(コンドミニアム)に住める
  • 生活費が1/2〜1/3程度で抑えられる
  • グローバルな教育環境
  • 英語、マレー語、中国語など様々な言語の取得を望める(子供を現地の保育園や学校に入れた場合)
  • シンガポールやタイなど他の東南アジア諸国への旅行が安く行ける
  • ご飯が美味しい
  • 比較的治安が良い(とは言っても日本と同じ危機管理感覚ではダメだと思っています)

【安心できるポイント】

  • 教育水準・医療水準が高い
  • 子供の予防接種なども日本と同等またはそれ以上に受けることができる
  • LCCを使えば格安で帰国できる
  • 日本人が多く住むエリアなどもあり、困った時に相談できそうなコミュニティーがある
  • 親日国家
  • ペット用品を購入できるお店が多い(大型のモールなど)

旦那さんの仕事がオンラインで完結するフリーランスである為、子育てにも日頃から協力的で助かります。私が現地で就職し就労ビザ+家族ビザを取得し現地での生活費をまかない、旦那さんは日本との仕事+子育てという役割分担で生活をする予定です。

なので、今まで通りとはいかないと思いますが、多少の日本円は確保できることが移住を決定する上でもとても重要なポイントでした。

年金(海外生活者は任意)や医療保険、その他維持するものの諸経費などで少なくとも5万円は必要になってくるだろうと考えています。それ以上に日本円の収入が得られていれば丸々貯金へまわせられるので、安心して海外生活を送る為に我が家では日本円の収入は必要不可欠でした。

預金を崩して・・・という考えもありますが、あくまでも海外生活は家族のステップアップ、良い方向転換になる目的・目標のもと行うことですので、節約しまくって、カツカツの心も余裕がない生活・・・なんてことにはしたくないので、ある程度の見通しと計画性は大切ですね。

デメリット
  • 現在加入している医療保険を継続する意向なので、ある程度の日本円での収入の確保が必要
  • 家族3人の生活を現地のお給料で貰うと、貯金は望めない、または少額となる
  • 病気の危険性(デング熱、狂犬病など)
  • 歯科治療は自費負担が高くなるケースが多い(現地で加入する保険内容による)
  • ペットの輸出入の申請にかかる期間が長いので、帰国の際にも前もって計画準備が必要(3〜6ヶ月ほど)

【心配なポイント】

  • 飛行機での移動の際のペットにかかる負担
  • ペット可(猫は緩く黙認も多いとの情報はあるが)の物件がすぐに見つかるか
  • 子供のミルクやオムツ、離乳食の調達について
  • 復職するにあたり、体力面が持つか
  • 復職するにあたり、子育てとの両立が思ったようにできるか
  • 家族全員が快適な海外生活を送ることができるか
  • 車社会で交通量が多いので、外出時の子供の安全面

マレーシアでは託児所、保育園、幼稚園、インターナショナルスクールと働くママにとって安心できる教育機関が多くある印象です。

値段はピンキリのようで、ローカルの学校は安いけれど、日本人学校やインターなどは5万円〜十数万円と高額になってきます。

現時点での予定では、基本的には私が働いている間は旦那さんが娘の面倒をみてくれますが、見知らぬ土地で友達もおらず娘と二人っきりの慣れない海外生活・・・自分に置き換えても育児ノイローゼになってしまうことだって充分あり得ると思うので、お手伝いさんやベビーシッターのサービスをうまく活用していきたいと思っています。

ローカル保育園はネットでの保育料の情報があまりないため、現地で調べますが、金額によっては1日4時間程度のメイドサービスを月に10~12回程度利用した方が経済的で、なおかつ安心かなとも思っています。

猫を飛行機に乗せても大丈夫?費用や手続きは?

どの航空会社に乗れる?

そして、もう一つしっかり考えなければならないのは、海外輸送時にかかるペットへの負担です。

ペットは貨物室に預けられ、長時間トイレとご飯を我慢し、さらに騒音と気圧・揺れなど様々なストレスと体への負担を負うことになります。一応ペットのいるスペースは最低限の室温調節と与圧がされているようですが、搭乗前の待機場での気温も考慮しなくてはいけません。(真夏は熱中症の危険があります)これらは想像するだけで胸が痛み、不安に駆られますが、決めた以上は万全の準備のもと航空会社を信頼するほかありません。

また、日本側の手続きだけでなく、マレーシアの申請代理を行なっている現地のエージェントに頼む必要がある手続きなども発生してきます。

まず、クアラルンプール行きの飛行機(直行便を想定)でペットを貨物として乗せることができるのは

  • マレーシア航空
  • JAL
  • ANA

の三択です。

残念ながら、LCCのエアアジアはペットを乗せることができません。

もし、移住となり片道航空券での出国となる場合、日系の航空会社はどの時期でも軒並み30万前後(1人のチケット代)と超高額です!!そこにペットの輸送にかかる料金が追加で発生します。

マレーシア航空は私が調べた比較的オフシーズンのチケット代は5-7万円程度でした。ペット料金はケージを含む重さによって変わってきます。

いろんな人のブログを読み漁り、「猫の飛行機移動」や「マレーシア航空でのペット輸送」について調べまくりました。ペットを連れてマレーシアへ移住した方(ブログなどで発信している方)の9割はマレーシア航空を利用しているようでした。

どの航空会社でも言えることですが、年に数回はペットの死亡事故なども起きていて、命の保証をしてくれるものではありません。

しかし、何十倍、何百倍ものペットが毎日安全に海外に到着しているという事実もあります。

私としては、子連れという点でも日系の航空会社の方が安心ですし、これまでたくさんの航空会社を利用してきた中で、チケット購入から到着までの対応、サービスにおいてはやはりダントツだと思っています。

今回、手続きに不備があってはいけないので電話などで細かく相談できるというのも、日系を選びたいポイントです。

マレーシア航空は利用したことがなく、やはり今までのイメージとしても良いものではなく、海外の航空会社の機内は劇寒!!!なことも多かったので、客室でこの室温なら貨物室はどうなっちゃうの・・・など不安もあり、高額ですが良く利用しているJALでの移動が有力かなと思っています。

でもでも!やはり高い!!!

往復チケットを購入して片道放棄する?(そうすると8万円くらいでチケットを買えそうなんです)なんてことも考え、JAL,ANA共に問い合わせてみたところ、「往復利用が前提のチケット価格なので片道放棄した場合は差額を頂戴する可能性がある」「それはできない」との回答が・・・。

うーーん、困りました。

でも、あることに気づきます。

「マイルでチケット取れば良くないか???」

早速こちらも調べてみたところ、マイルを使っての国際線特典航空券(成田-クアラルンプールの片道)は、最安で14900マイルから交換が可能!!!

いきなり、安っ!!!!!

私の地元へ帰る時のハイシーズンは往復15000マイルかかるので、それを思うとめちゃくちゃお得に感じます。

そしてマイルを利用する場合でも、ペットを預けることができます。

ただ、こちらは貨物室のペットスペースに空きがない場合は乗れないので、チケット購入直前に空きスペースの確認と、チケット購入後に電話での予約などが必要になります。

ペットの海外引っ越しに必要な書類

ペットを海外に連れていく、または海外から帰国させるには事前にやらなくてはいけないことがたくさんあります。

予防接種や診断書の準備など、必要書類が揃うまで/ワクチンの接種できる間隔を守って状況を整えるまでに、状況によっては最長6ヶ月程度を要する場合があります。

2年以内に帰国する予定が少しでもある方は、日本での準備を整えるだけでペットの帰国がスムーズに行えるケースもあるので要確認です。

一般的に猫ちゃんのマレーシア輸出入に必要な準備はこんな感じです。


【日本で必要な準備】

私はかかりつけの獣医さんに相談しながら、業者を使わず自力でやってみようと考えています。業者に頼めば証明書の翻訳などは1万6千円前後のようです。

必要書類などは法律も変わったりする可能性があるので最新情報を農林水産省のHPで確認しながら行うのがいいと思います。

【入国にあたり、マレーシア側で事前に必要な準備】

現在では申請代行を現地のエージェントに頼まないとできないようです。

こちらもネットで調べて分かる範囲で、片っ端から見積もりを依頼しました。金額は二匹だと7-10万円の業者が多く、日本でおこなう予防接種やマイクロチップの費用、ペットの航空券準備などを考えると、まとまった金額は必要となってきます。

私が探した中で、2匹で2万円2千円程でお願いできそうなマレーシアの業者さんが見つかったのでそちらにお願いし進めていこうと思います。

親子でマレーシア生活を送る上での生活費

こちらも移住した方々のブログなどを見ての平均値・参考値となります。

大人2人+子供の3人家族の1ヶ月の生活費の例

住居費約9万円
食費約5万円
水道光熱費約1万1500円
通信費約4,000円
交通費約5,000円
交際費約5,000円
合計約16万円

住むエリアにもよりますが、あくまでもローカル的な生活を取り入れながらの例です。

日本食や旅行者向けのレストランの利用が増えれば食費は上がりますし、住居費はもっと抑えたとしてもジム・プール・セキュリティー付きのコンドミニアムは探すことができます。

インターなどにお子さんを通わせる場合は教育費が+でかかってきます。

我が家もこの例から、各項目プラスマイナスありますが、全体的には猫にかかる費用も見込んでこれくらいが妥当な1ヶ月の生活費かなと想定しています。

まとめ

今回は以上です!

メリットデメリット、東京で生活を続けた場合の家族としての人生プラン、海外生活との比較・・・

各家庭によっても、何に重きを置くかで決断するしないは変わってくると思います。

人生に正解はないし、どんな状況にいても安定は保証されていません。

私たち家族にとって今回の移住を決定したのは、ある意味挑戦です。

子供が就学前だから、仕事をしていない今だから決断でき、今しかチャレンジできないかもしれない・・・そして何より家族としても、私と旦那さんのそれぞれ個人としても人生における可能性を広げ、自分の目標に進んでいけるようにしたい!そんな思いが今回、何度も重ねた話し合いの大きなテーマでした。

今後は就職先の探し方や就労ビザの手続き、税金関係のお話、各種保険情報、家探し、猫ちゃんの輸出入の書類作成についてなど細かく分けて記事を書き進めていきたいと思います。

親子でマレーシア移住、ペットとの移住を検討されている方のご参考になれば幸いです。

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