妊娠中のトキソプラズマ感染。予防法や症状は?〜赤ちゃんと猫の共存〜

子育て情報
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今日は我が家の猫達と赤ちゃんについてお話しますね。 

我が家にはむぎちゃん♀️(2歳ミヌエット)と、とろろ丸♂️(1歳ペルシャ)の2匹の猫がいます。2匹とも生後2ヶ月頃から飼いはじめたとっても大人しく優しいニャンズです。

 特にとろろ丸(とろちゃん)は私が妊娠8ヶ月のときに我が家にやって来ました。

当時は、これから子供も増えるのにまた赤ちゃん猫?? 先住猫むぎが受け入れてくれるの?狭いマンションで2匹ともしっかり育てられるのか?トキソプラズマは?赤ちゃんが猫アレルギー引き起こしてしまったら? と、それはそれは夫に反対されまくりでした。 私としても初めての妊娠で日々のちょっとした体調の変化で、赤ちゃん無事かな、ちゃんと育ってるかなと不安もとてもありましたが、とろちゃんが来ると決まってからは、妊娠中~子育て中に渡っていかに安全に共存して暮らせるかを調べまくりました😣

 そもそも、私自身も23歳くらいまで(我が家の猫以外と最後に触れあった時期)は重度の猫アレルギー(ハウスダスト含む)と花粉症があり、猫のいるおうちに行くだけで、あらゆる粘膜が腫れあがり、呼吸ができなくなるほどでした。

 その後、アレルギー性鼻炎のレーザー治療を行い、それらの症状が緩和されたことをきっかけに、大好きだった猫を飼いはじめ、今のところアレルギー症状は出ておりません。(飼う前にめちゃくちゃ顔を押し付けて、毛を吸い込むという荒いテストをしました。

妊娠中の方が猫を飼う(先住猫がいる場合も含め)一番気にするのはトキソプラズマについてだと思います。

 妊婦健診でも度々名前を耳にし、恐れられている、感染すると恐ろしい病気ですね。 

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トキソプラズマとは? 

読むだけで恐ろしいです。

実際妊娠中、既にむぎちゃんがいましたから、産婦人科の先生と掛かり付けの獣医さんに相談しました。 

産婦人科医と獣医の見解は・・・

産婦人科の先生のご意見は・・なるべくなら猫と赤ちゃん生活環境(部屋など)を分けた方がよい・ひっかいたりしてそこからばい菌が入ったりする可能性に気を付けた方が良い・胎児に問題となる感染は、妊娠中に初めてトキソプラズマ感染症にかかった場合だけとのことでした。

 獣医さんのご意見は・・野良猫はネズミや落ちている生ゴミを食べたりして、確かに菌を保有している可能性があるが室内でしか飼われていない猫であれば、トキソプラズマの菌を保有している可能性は極めて低い・猫から感染するより、自分が生肉を食べてしまったり、その生肉のゴミなどを猫が食べて一時的に感染する事の方が可能性としては高い・現段階で(過去も含め)猫がひどい下痢などをしていなければ感染歴はないと思って良い・もし今後、そのような症状がでた場合はトイレ掃除などは家族に任せ、手洗いうがいや消毒を徹底すること とそれぞれ言われました。  

 様々な意見や自分で調べた結果、

我が家では・・飼い猫に引っ掻き癖や噛み癖がなかった・過去に猫の体調トラブルがなかった・トイレ掃除は旦那さんがビニール手袋着用のもと毎回行ってくれる・猫たちは室内でしか飼育経験のないワクチン接種済みの状態で迎えている などの観点から、大丈夫と判断し先住猫の飼育継続と2匹目の迎え入れを決めました。

 高性能の空気清浄機もリビング、寝室と2台稼働し、妊娠中から産後9ヶ月の現在まで、娘は健康に、アレルギーやその他の症状も問題なく育っています。

しかも娘はニャンズが大好きで、優しい声を「アァー!アー!」と出しながら早いうちからハイハイで追いかけっこしたり、むぎとろ以外でも猫の写真を見かけると奇声を発して喜んだりしています。

 とはいえ、それぞれの免疫や持っている抗体も違いますので妊娠中の皆さんはくれぐれも細心の注意でどうかお過ごしくださいね。  妊娠中の感染は絶対避けたい、トキソプラズマ。

感染しないための注意点

・食用肉はよく火を通して調理すること
・ 野菜や果物は食べる前にしっかり洗うこと
・野菜や食用肉等に直接触れたあとは、温水でしっかり手を洗うこと
・畑仕事やガーデニングなどを行う際には手袋を着用すること
・ 動物の糞尿の処理時は手袋を着用すること
・妊娠初期の段階から抗体検査や予防に努める
こと

これらを気を付けて、皆さんのご家庭でも安心安全に飼い猫と赤ちゃんが共存していけたら良いなと思います。

  

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