お子さんが誕生して、たくさんの人に祝福してもらい人の繋がりをより感じる機会が増えますよね。日頃からお世話になっている人、久しぶりに連絡を取った人、親戚、会社の仲間・・・
ありがたいことにお祝い金を頂いたり、プレゼントを頂いたり・・・内容もバラバラですが、お祝い返しは統一するのか、それとも金額やプレゼントの中身によって変えたほうがいいのか。
「気を使わないでね」なんて言われるとますますどうして良いか分からなくなることもありますよね。
今日はお祝い返しについて、先輩ママ達はどうしたのか、気になる相場やアイディアを総まとめしちゃいます!
知ってるようで知らない、内祝いとお祝い返しの違いやマナー
内祝い
出産の報告をした際に、相手からお祝いとして品物や現金を貰い、それに対してお礼としてお返しすることを指します。
今現在では、お祝いを頂いたお返しとの認識が定着してきていますが、元々は、親族やお世話になっている人たちへのご挨拶や慶びのお裾分けとして考えられていました。ですので、お祝いを頂いていない方へ贈る方もいらっしゃるようです。
内祝いはなるべく速やかに、一ヶ月以内位にお返しをするのがマナーとされています。
お祝い返し
こちらは、文字通りお祝いを頂いた方への「お返し」を意味します。せっかく贈るのであれば、どちらも感謝の気持ちが届くように選びたいですね。
必ず全員にお返ししなくてはいけないの?
お祝いの贈り物といっても、現代ではその形式は様々ですよね。現金であったり、赤ちゃんへのプレゼント、お花や商品券…どれもせっかく頂いたから早くお返ししなくては!と産後のバタバタの中お返しの品を考えたり品物を発送するのも結構労力がいりますよね。
中には少額のプレゼントや、「お返しはいらないよ!」など辞退を申し出てくれるパターン、会社や友人の複数人からまとめて頂くケースもあります。本当に言葉のままお返ししないでも良いのか、グループに対してはどうお返しをしたらいいのか、迷ってしまいますよね。
原点に立ち返ると、出産内祝いやお返しはご挨拶であり、自分の感謝の意を伝える機会でもあります。気心の知れた古くからの友人など、本当にお返し不要でも気にならない関係性もありますが、その場合は赤ちゃんの写真付きのお礼状を贈るなどをして、一言気持ちを伝えるのも良いと思います。少額のプレゼントを頂いた場合でも同様にしてあげると丁寧でしょう。
また、複数人からまとめてお祝いを頂いた場合のお返しは、個別でプチプラのハンカチや小分けされている焼き菓子などを贈る人が多いようです。
お返しの相場は?
一般的に知られているのは「もらった金額の半額(半返し)」ですよね。厳密にしなくても約半分程度になるギフト等を選べば問題ないようです。また、高額なお祝いを頂いた場合、半額でお返しするのは逆に失礼にあたるということもあるそうなので、その場合は1/3程度が妥当なようです。相手との関係性や各地の習慣によっても変わってくると思いますので柔軟に対応できるよう、内祝い(お祝い返し)のパターンはいくつか考えておくと、焦らずに済むでしょう。
現金のみならず、お祝いで貰った品物に対してもお返しは必要か・・・これも賛否あるようですが、こちらも半額程度のものを返すという考えの方が浸透しているようです。
普段から付き合いのある友人で「お返しは気にしないで」など言われた場合は、相手の出産時に同等のものを贈ったり、すでに相手にお子さんがいるのであれば誕生日やクリスマスに代わりにギフトをあげたりと直接的ではないですが、何かしらの形でお返ししているという声も多数ありました。
可愛くて喜ばれる内祝い(お祝い返し)のアイディア集
お礼状(挨拶状)
お祝いを頂いた方はもちろん、お返し不要と言われた方や、親戚など赤ちゃんの誕生をお知らせしたい方に作ったお礼状(挨拶状)はとても喜んでいただけました。
私はスマホアプリのつむぐ挨拶状で作成。ネットで必要な枚数をその都度プリントできたので良かったです。テンプレートのデザインに可愛いものが多く、出産だけじゃなく転居や入学のお知らせなど、シチュエーションに合わせて幅広いデザインを揃えているので、オススメです。試しにアプリをたくさんダウンロードして見比べた結果、私は「つむぐ挨拶状」が一番使いやすくて、可愛いので好きでした!
アプリから簡単に作れました。
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予算に応じて選べるこだわりのカタログギフト
好みのものを相手に選んで頂けるのは、贈る側としても嬉しいですよね。お返しの金額に合わせたカタログを贈ることができ、1冊からでも注文可能なのでまとめてお返しを保管しておく無駄を省けます。最近はその種類も豊富で、食べ物や日用品だけでなく、各地方のお取り寄せグルメに特化したカタログや、レジャーや美容、外食などの体験系を集めたカタログなども人気のようです。
少額のお返しやプチギフトに最適
こちらは私が実際に作ったものですが、名入れができるお米をオリジナルで作れるプチギフト。顔と名前を一緒にお知らせできる役割も兼ねているので、ちょこっとしたプレゼントを持って赤ちゃんに会いに来てくださった方へお土産感覚でお渡ししていました。300gと軽いので配送でなく直接お渡ししても迷惑にならないかな?と思い選びました。まとめて購入しておいて、お祝いを頂いたらその都度お渡ししたり、他の内祝いと組み合わせて贈ったりしていました。
楽天から、簡単に注文できましたよ。バリエーションとしては、出生時と同じ重さのお米に同じように名前や写真を入れられるものもありました。
相手の家族構成に合わせて
お返しを選ぶ際、相手の家族構成などに合わせて喜ばれるものや必要そうなものも変わってきますよね。周りにリサーチしたところ、貰って困らないものとして多く意見が上がったのは、食器・洗濯洗剤の詰め合わせといった普段の生活に欠かせないものでした。
また、子供がいる家庭だと可愛いデザインのクッキーやおせんべいなど。大人中心の家庭ですと、ちょっとイイお酒やお肉なども喜ばれるかもしれません。
まとめ
一番重要なのは相手のことを思って選ぶ。そこが伝われば、正直どんなものがお返しでも良いと思います。しっかりとマナーをわきまえた上で、気持ちのこもった贈り物が見つかると良いですね。
私個人の意見としては、出産した友達に自分がお祝いをあげるときは、ただただ「おめでとう!」という気持ちだけなので、お返しは全く期待しませんし、社交辞令抜きで不要です。産後のバタバタの中準備する大変さもわかりますので、お祝い返しの習慣って本当に必要なのかな〜と思ったりもします。しかし、贈り物をきっかけに、普段連絡を取っていない人が気にかけてくださっていることを知ったり、親戚との交流の機会を持てたり、日頃の感謝を伝えられたりとメリットもたくさん感じています。
この記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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