皆さんこんにちは。
働くママブロガー、azuです。
今回は、夫が1年半以上にわたり、悩まされてきた病気について書いてみようと思います。
発症に気付いたきっかけ
思い返せば約2年前
なんか、このコーヒー変な臭いする?
この発言のころから発症していた、異臭。当時は頻度や臭いレベルがそこまで高くなく、たまたまその時飲んでいたコーヒーが古くなって変な臭いがしていると思っていたようです。
それから、食事の時に強く鼻の奥から異臭がするようになり、約二年の時を経て日常生活に支障をきたすレベルでいつも強烈な異臭がするようになり、とても辛そうでした。
考えうる病気
『鼻の奥 異臭』等のワードでインターネット検索すると、様々な病名のついた記事が出てきました。
・副鼻腔炎&蓄膿症
風邪・花粉・ストレスや、カビなどの菌が原因により、鼻の入り口の鼻腔が炎症しその症状が長引くと、鼻の奥の副鼻腔に炎症が起こります。 さらに、副鼻腔の炎症が長引くと炎症部分に膿(うみ)が発生。 この状態がいわゆる ちくのう症(蓄膿症)と呼ばれます。
・異臭症
異臭症(いしゅうしょう)とは、嗅覚に関わる細胞や脳の一部に異常が起こることで、においの感じ方に異常が生じる嗅覚障害です。 においを不快なものとして感じることが多く、「刺激性異臭症」と「自発性異臭症」に分けられます。
・コロナ後遺症による嗅覚障害
後遺症として比較的長く残るものの中に、嗅覚障害があるとのこと。 匂いが分からないと味の感じ方も変わるため、食事を楽しむことができず、苦痛を感じる方が多いよう。
夫のこれまでの症状から、上記に当てはまるものがあるか聞いてみると
慢性的な鼻詰まりや鼻水なし。鼻をかむことがあるとしても、透明のサラッとした鼻水で、副鼻腔炎は違うのではないか。
神経的な気のせいでは絶対ないから、異臭症ではないはず。
コロナ罹患歴はあるが、その前から異臭はあった。
とのこと。うーん、本当に何が原因なのか見当がつきません。
徐々に影響が大きくなったため、重い腰を上げ病院に行ってみることに。
ファーストオピニオン
1度目の受診は耳鼻咽喉科を専門に扱うクリニックへ。
細いカメラで鼻、耳、喉とチェックしてもらいます。
粘膜の腫れ等もないとのことで、異常なしの診断。
異常なしというのもおかしな話なので、どんな病気の可能性があるか聞くと、上顎に何か問題があるかもしれないから歯科医院でCTを撮ってみてはとのことでした。
この日は耳掃除だけしてもらって帰宅。
セカンドオピニオン
2度目の受診は、大きい総合病院の耳鼻科へ。
1度目の受診で原因が分からなかったことを伝え、顔全体のCTを撮ってみることに。
すると、明らかに慢性副鼻腔炎とわかる写真が撮れました。
右側の副鼻腔に空洞がなく、詰まっていることが分かります。異臭がするのも右鼻奥からであったため、慢性副鼻腔炎による異臭で間違いないだろうとのことでした。
行った治療
慢性副鼻腔炎であることが確定し、まずは抗生物質による投薬治療がはじまりました。薬で良くなることもあるそうで、しばらく続けることに。
1クール、2クールと同じ薬を試しますがなかなか改善せず、3クール目に違う抗生物質を。
ここでも異臭やCTによる副鼻腔炎の症状が続いていた為、ついにはレーザー手術を行うことになりました。
夫の病院では、3泊4日で全身麻酔により手術を行ったようです。
先生曰く手術自体は簡単なものであるとのこと。また、夫の鼻中隔が曲がっていたため、それも併せて手術したとのことでした。
術後はしばらく服薬期間があり、あわせて毎日鼻うがいを行っていました。
術後一か月たった現在では、まだ少し術後の粘膜の腫れによる鼻詰まりを感じるようですが、異臭は鼻をかんだ時に若干するくらいでほぼ改善したとのことでした。
夫が病院で処方されたものと同じものがネットでも購入できるようでした。
鼻うがいは結構気持ちいいらしいです。
もともと風邪をひきやすかった夫ですが、鼻うがいをしだしてから明らかに風邪をひきにくくなったようで、これからの季節の風邪予防にも役立ちそうです!
原因不明の異臭が続くというのは、不安で快適な日常生活から遠ざかってしまうと思います。
この記事が同じ症状で悩む方の、ひとつの参考になれば幸いです。
コメント